ホルモン療法を始めると、
- 急に顔がほてる
- 大量の汗
- 夜中に汗で目が覚める
- イライラ・気分の波
- 不眠
といった更年期様症状が出ることがあります。
なぜ起こる?
ホルモン療法は女性ホルモン(エストロゲン)を減らす治療。
エストロゲンの急減は、自然な閉経と同じような症状を引き起こします:
- ホットフラッシュ
- 寝汗
- 気分の波
- 膣の乾燥
- 性欲低下
- 骨密度低下
これらが、ホルモン療法中に同時にやってくることがあります。
ホットフラッシュの特徴
ホットフラッシュ
- 突然始まる
- 顔・首・胸が熱くなる
- 汗が出る
- 数分でおさまる
- 1日数回〜数十回
- 夜中の方が多いことも
対処法
生活習慣
日常での対策
- 涼しい服装、重ね着で調整
- 室温管理、扇風機
- カフェイン・アルコール・香辛料を控える
- ストレス管理
- 適度な運動
- 規則正しい睡眠
薬物治療
ホルモン補充療法(HRT)は乳がんでは使えませんが、別の薬で対応します。
使われる薬
- ベンラファキシン(抗うつ薬、ホットフラッシュに効く)
- ガバペンチン
- クロニジン
- 漢方薬:加味逍遥散、桂枝茯苓丸など
サプリ・代替療法
- 大豆イソフラボン:ホルモン陽性ではエストロゲン作用が議論あり、要相談
- ブラックコホシュ:エビデンス限定的、肝機能への影響注意
- 鍼灸:一部の研究で有効報告
不眠への対処
- 寝室を涼しく
- 寝る前のカフェイン・アルコールを控える
- 寝る前のスマホを減らす
- リラクゼーション
- 必要なら睡眠薬を短期的に
気分の波・うつ症状
ホルモン療法中のメンタル変化は、医学的に認められた現象です。