アベマシクリブ(ベージニオ)が適応になる人

ベージニオ(アベマシクリブ)は、CDK4/6阻害薬と呼ばれる分子標的薬。

最近、術後の高リスク例に追加して使えるようになり、注目されています。

どんな人が対象?

monarchE試験という大規模試験の結果から:

術後ベージニオの対象

    • ホルモン陽性HER2陰性
    • リンパ節転移ありの高リスク
    • 具体的には:
      • リンパ節転移4個以上、または
      • リンパ節転移1〜3個+(しこり5cm超、グレード3、Ki-67≥20%)など
    • ホルモン療法と併用
    • 2年間内服

なぜ術後に?

ベージニオは元々、進行・再発乳がんに使われていました。

monarchE試験で、術後の高リスク例に2年間使うと、

  • 再発を有意に減らす
  • 遠隔再発も減らす

ことが分かり、術後治療に組み込まれるようになりました。

主な副作用

副作用

    • 下痢(特に開始数週間)
    • 倦怠感
    • 好中球減少
    • 肝機能異常
    • 間質性肺炎(まれ)
    • 血栓症

下痢は、用量調整やロペラミドの使用で対応します。

飲み方

  • 1日2回、毎日内服
  • ホルモン療法と一緒に
  • 2年間継続
  • 副作用に応じて減量

費用

ベージニオは高価な薬です。

まとめ