手術直後のトラブル

手術が終わって退院すると、ホッとしますよね。

でも実は、退院〜次の外来までの期間に、傷のトラブルが起こりやすいんです。知っておくと早めに対処できます。

① 術後出血

手術跡が腫れて、内出血のように青あざが広がる。

  • 軽度:自然に吸収される
  • 中等度〜重度:再手術が必要なことも

体に異常な腫れが急に出てきたら、迷わず病院に連絡を。

② リンパ漏(リンパが溜まる)

特にわきの郭清をした方に多い。リンパ液が皮下に溜まって、

  • 手術跡がぷよぷよする
  • 腫れた感じ
  • 創部が突っ張る

→ 外来で針を刺して水を抜くことが多い。

③ 創部感染

  • 創部が赤く熱を持つ
  • 痛みが増す
  • 膿が出る
  • 発熱

抗生剤や処置が必要です。早めに連絡を。

④ 創部の離開(傷が開く)

抗がん剤と組み合わせる場合や、再建後に起こりやすい。

  • 縫った傷が一部開く
  • 再縫合が必要なことも

⑤ シーローマ(漿液腫)

リンパ漏に似ていますが、ピンポイントに溜まった水。

  • 触ると波打つ感じ
  • 外来で水を抜くと改善

⑥ 痛みの増悪

  • 退院直後より3〜5日目に痛みが強まることがある
  • 鎮痛剤の使用を躊躇しない
  • 痛みで眠れないなら相談を

まとめ